2022/09/14 16:28
「メガネって色んなのデザインのモノがあるよね」
っていうのはもちろんみんな知ってる話。
それはそうなんだけど、じゃあ、逆に買ったらそのままなのか?
カスタマイズって出来たりするの?
って意外と知らない人は知らない。なので、
「買ったメガネってそのままかけるのではなく、実はいろんなカスタマイズできるんだよ」
ってお話。
①
調整
これ実は、ヒトコトで調整といってもやれる幅が実に多い。
A:テンプルを曲げる
→まぁ当たり前っちゃ当たり前だけど、要するにその人の頭に合わせて、
テンプルを曲げたり広げたりできる。調整といえばまさにこれ。簡単なようで奥が深い。
B:鼻パットの交換、盛り、削り
→鼻の部分が足りないときに、金属製の足があれば曲げれば済むけど、
プラスチック(セル)だった時には、鼻パットのパーツを別途足したりして調整したりも可能。
C:テンプルを切ったり
→あまりやらないけど、顔が小さい人であまりにテンプルが長い場合。
先セルの中に金属部分が隠れている場合などは、切って先セルを付けなおしたりとか。
(もちろん作品によってできる/できないがあるけど…)
D:テンプルの根元を切る
→テンプルの根元を切ることで可動域を広げたりする荒業。
これをやると元には戻せないから、ホントに最終奥義。
でもそもそも、もっとサイズを考えて眼鏡買った方がいいかもね。(汗
調整といっても技の種類は多種多様。
後になるほど荒業みたいなものだけど、実は他にも、
もっといろいろ人にフィッティングさせる技が沢山あると思う。
②
レンズの種類を変えてみる
レンズも実に様々なものがある。
見え方を変える。レンズの厚みを変える。色を付ける。コーティングを付ける。
ミラー(反射)のあるレンズにする。
③
レンズの形を変えてみる
例えば、レンズの上だけメタルで固定して下は糸で縛ってる、
アンダーリムのメガネの様に下だけのフレーム、という、いわゆるナイロールのメガネ。
これらは糸が張ってる部分に関してはカタチを少し変形させてみる、という事もできる。
(写真は色違いのまったく同じ形のフレーム)
④
レンズに穴をあけてみる
写真の様に、フレームとレンズの間に隙間を作ってみたり、
レンズに穴をあけてみたりも出来なくはない。w
(上部の作品は目元部分で、レンズ/フレームの隙間が空くようにしている)
(下部の作品は目じりの部分で、レンズそのものに穴をあけている)
自分で試したことがあるのはここまでだけど、
他にも
「レンズに傷をつけて(インクを流して)模様を描く」
「フレーム自体に手を加えて変形させて見た目に違うフレームにする」
というのも聞いたことがある。
※どのお店でもできる訳じゃないので、絶対に事前確認してください(笑
売ってるものを手に取って、ただかけるのが“メガネ”じゃない。
購入した人にとって掛けやすく、よく見えるように、というトコロから
色々こじらせたオシャレをしたい人にも、
結構、メガネというのは買った後もできる事があるというのを知ってると楽しいと思う。