2022/09/14 16:52
一般的に、言葉としてメガネは「掛ける」モノです。
当たり前ですが、「メガネを」と来たら、普通は「乗せる」とか「刺す」とか言いません。
ですが、メガネのデザインの中には、数少なくではありますが
いわゆる、「鼻に乗せて耳に掛ける」ことを否定しているデザインも中にはあります。
<PARASITE/パラサイト>
まずは有名なこのブランド。このブランドの作品の多くは、
「シートメタル」といわれる薄くて軽い鉄板のような素材を使用して、
イワユルこめかみ辺りでホールドするような作品が非常に多い。
普通の一般的なメガネをしたまま、耳を覆うようなタイプのイヤフォンを装着すると、
テンプルで長い時間、耳が圧迫されると耳が痛くなるという問題がある中、これだとそれが起きないという事で、近年のe-Sportsやゲーム配信時のヘッドセットと相性がいいという事で、
実際にこれを掛けているプロゲーマーなどもいたりします。
<grotesque frame/グロテスクフレーム><Lourdes/ローダス>
一見、普通の作品の様に見えますが、これ、
耳に掛けるテンプルではなく、「頬の下~耳の前」に刺さるような形でテンプルが伸びでおり、
顔面(頬のあたり)をガシっとホールドするような掛け方になってます。
<THEO/テオ><FL-5>
メガネのフロントのデザインこそは比較的普通だが、
支えている部分が、正面~頭頂部~後頭部へ1本の支えがぐるっとまわって、
首?延髄?辺りでホールドするような作品。
これを購入すると、もれなく「卓上の焼き海苔をいれるようなケース」が一緒についてきます。w
<OAKLEY/オークリー><OverTheTop/オーバーザトップ>
これはまた、なかなかインパクトの強い作品。
2000年のシドニーオリンピックでこれを掛けた選手が出てきたり、
日本でもとあるアニメ作品に出てきたり、とあるプロレスラーが掛けてたり、
数年ごとにお目に掛かったりする有名作品です。
とまぁ、単にメガネというだけで、
実は「鼻に乗せて、耳に掛ける」メガネではないものも実はあったりしますので、
他にも様々なニーズやデザインの面白さ追求で、
変わったメガネがあったりしますので、ぜひ、「メガネってこんなのでしょ?」という固定概念を持たず、いろいろ楽しんで選んでみて欲しいなぁ、と思います。。